里山散策

北摂の里山を散策して見つけた植物や鳥などを報告します。また、旅先で見つけた生き物についても書いていきます。

「廊下のむし探検」お試し

Yahoo!ブログのサービス終了で移行先を探しています。それで、これはちょっとお試しです。

 

これまで大阪北部にあるマンションの廊下に出てくる虫の名前を調べて、「廊下のむし探検」と称してYahoo!ブログに出していました。虫なら大きなものから小さなものまで、昆虫以外にもクモでも、ダンゴムシでも構わず、廊下にいるものなら何でも調べています。どうぞよろしくお願いします。

 

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ハルノチビミノガ?

これは3月16日に廊下で見つけた蛾の仲間です。小さな蛾ですが、模様がはっきりしています。たぶん、ミノガ科なのですが、今時分に近畿地方に出て、縁毛がまだら模様でないのはハルノチビミノガか、ハイイロチビミノガあたりかなと思うのですが、決め手がありません。

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モンオナシカワゲラ類

次はこのカワゲラ。今の時期、尾のないオナシカワゲラはたくさん出てきます。このように翅に紋のあるのはフサオナシカワゲラ亜科フサオナシカワゲラ属 Amphinemuraの中のモンオナシカワゲラ類(種群)だと考えられます。「原色川虫図鑑成虫編」によると、日本産のこの種群には4種いて、そのうちサトモン、モン、ヤマモンの3種は分布が重なり、♂では肛上板の形状で区別できるが、♀では難しいとのことです

 

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クロツヤニセケバエ

次はこの間からときどき見るニセケバエの仲間です。R4+5脈が翅の中央を越えて伸びていて、中胸背板の後縁近くに白い斑紋があるので、たぶん、クロツヤニセケバエだと思います。詳しくは以下の記事を見てください。